【インタビュー】全国47都道府県の屋根上で発電所を開発。お客さまとともに歩んだ軌跡、その先の未来へ

 

2026年6月、北海道での発電所開発をもって、アイ・グリッドの自家消費型太陽光発電サービスは全国47都道府県への展開を達成しました。

私たちがここまで歩んでこられたのは、多くのお客さまに支えていただいたからこそです。

今回の節目にあたり、営業、開発推進、そしてCRM(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)の3名が、それぞれの立場からお客さまへの想いと、これからのアイ・グリッドの想いを語りました。

 

※2026年7月時点の担当業務となります。

 


一社一社の対話からお客さまの要望を形に 

現在ではPPAの認知度も高まり、導入を前向きに検討される企業も増えています。しかし、その土台には長年にわたる信頼の積み重ねがあります。

「いまでは広く知られるようになったPPAモデルですが、アイ・グリッドが提案を始めた当初、お客さまの反応は決して簡単なものではなかったようです。」

営業を担当するK.H.はアイ・グリッドが事業を開始したころのエピソードを語ります。

「私が入社した頃はだいぶPPAという仕組みが浸透してきたものの、今でも「PPA」は初めて聞きました。というお客さまは多いです。そのため、事業を開始したころは、まずお客さまの理解を得るのがさらに大変だったと思います。」

「初期投資ゼロで太陽光発電を導入できますとお話ししても、『そんなに都合のいい話があるはずがない』と不安に思われるお客さまは少なくありませんでした。まずはPPAという仕組みそのものを理解していただくことから始めていたようです。」

再生可能エネルギー(以下、再エネ)への関心が高まる以前は、太陽光発電の導入そのものに慎重なお客さまも多くいました。

それでも、一社一社との対話を重ねながら、「なぜ導入できるのか」「どのような仕組みなのか」を丁寧に説明し続けてきました。

「2030年に向けて、”脱炭素の取組において本格検討の段階に入った企業”や”推進を加速させている企業”が増えているように感じています。」

現在では、お客さまから再エネ活用や電力コスト削減、GX推進など、さまざまなニーズをお聞かせいただく機会が増えています。そうした一つひとつの声に耳を傾け、アイ・グリッドでは多様なソリューションを用意し、お客さまの期待に応え続けていきたいと考えています。

 


稼働までを支える、現場ごとの連携と調整 

契約締結後、お客さまの設備を実際に稼働させるまでを担うのが開発推進の部門です。

一見するとスケジュール管理が中心の仕事に見えますが、その裏側には多くの調整や判断があります。

開発推進を担当するK.Y.はこう語ります。

「お客さまごとに施設の状況も希望されるスケジュールも違います。施工会社や電力会社、社内の技術部門など、多くの関係者と連携しながら進めています。」

近年は部材の調達環境や電力会社の申請条件変更など、外部環境による影響も少なくありません。

以前であれば契約から比較的短期間で稼働できた案件でも、昨今は想定以上に時間を要することがあります。

そのような状況でも大切にしているのは、お客さまへの誠実な説明です。

「スケジュール変更が必要になった場合は、その理由をしっかりご説明し、ご理解いただいた上で進めています。納得いただけるよう、丁寧なコミュニケーションを心掛けています。」

導入までの道のりは決して一直線ではありません。

だからこそ、一つひとつの案件に真摯に向き合いながら、お客さまと同じ目線でゴールを目指しています。

 

お客さまの事業を止めないために

開発推進の現場では、設備導入だけでなく、お客さまの事業運営への影響を最小限に抑えることも重要な役割です。

例えばスーパーやドラッグストアでは、工事に伴う停電が営業へ大きな影響を与える可能性があります。

冷凍食品や生鮮食品を扱う店舗では、わずかな停電でも大きなリスクにつながります。

そのため、

  • ・営業時間外での工事実施
  • ・繁忙期を避けた工程計画
  • ・施工会社との綿密な事前調整

など、店舗運営への影響を極力抑える工夫を重ねています。

K.Y.はこのそれぞれ異なる事業を止めないために

「お客さまの施設にはそれぞれ事情があります。施設運営に支障が出ないよう、事前の確認と調整を非常に大切にしています。」

と話しました。

 

再エネ導入を進めながらも、お客さまの本業を守ること。開発推進のチームはそうした姿勢でお客さまと向き合い、日々の業務に取り組んでいます。

 


導入して終わりではない。20年続くパートナーシップ 

アイ・グリッドのPPAサービスは、設備を設置して終わりではありません。

契約期間は20年。稼働後も長期間にわたり、お客さまと伴走し続けます。

CRMを担当するM.R.は「本当のお付き合いは稼働後から始まると思っています。」と話します。

発電設備は長期間にわたり稼働するため、設備不具合や機器交換、台風や災害への対応など、さまざまな出来事が発生します。中には想定外のトラブルもあります。

しかし、そのたびに社内の技術部門や開発推進部門、カスタマーセンターが連携しながら解決策を考え、お客さまへの影響を最小限に抑えてきました。

「CRMだけで解決できることは多くありません。だからこそ部署を越えて連携しながら、お客さまにとって最善の対応を考えています」

20年間という時間の中で何も起こらないことはありません。

だからこそ、何かが起きた時に安心して相談できる存在であり続けることが重要だと考えています。

課題があるからこそ、サービスは進化する

施設数が増えれば、当然、新たな課題も生まれます。

実際、過去には「対応が遅い」「進捗が見えない」といったご意見をいただくこともありました。

しかし、アイ・グリッドではそうした声を真摯に受け止め、改善を重ねてきました。

現在ではCRM体制やカスタマーセンター機能を強化し、お客さまごとの要望に合わせた対応を実施しています。

詳しい説明を望まれるお客さまには丁寧に時間をかけてお伝えし、シンプルな報告を希望されるお客さまには分かりやすく簡潔にお伝えする。

そうした一つひとつの改善の積み重ねが、サービス品質向上につながっています。

「問題が起きた時に終わりではなく、そこから何を学び、どう改善するか。それをみんなで考える文化があります。」

M.R.は、常により良い明日を目指し、お客さまからいただく声は、サービスをより良くするための大切なヒントでもあると捉えていました。

 


アイ・グリッドの強みは「人」と「顧客基盤」

対談の中で何度も挙がった言葉があります。

それが「人」です。

営業、開発推進、CRM、技術、カスタマーセンター。

それぞれが異なる役割を持ちながらも、お客さまのために自然と連携する文化があります。

K.H.は、

「各部門が自分たちの責任を果たしながら、お客さまと向き合っている。それがアイ・グリッドの強さだと思います」

と語ります。

また、創業以来積み上げてきた顧客基盤も大きな財産です。

長年お付き合いいただいているお客さまから新たな施設導入のご相談をいただいたり、新サービスについて真っ先に話を聞いていただけたりする場面も少なくありません。

それは設備やサービスだけではなく、「アイ・グリッドなら大丈夫」という信頼をいただいているからこそです。

 


お客さまとともに成長し続けるGXパートナーへ

全国47都道府県への展開は、大きな節目です。

しかし、私たちはこれをゴールとは考えていません。

脱炭素社会の実現に向けて、企業に求められる役割は今後ますます大きくなっていきます。

電力コスト削減、再生可能エネルギーの活用、GX推進。お客さまが抱える課題も多様化していくでしょう。

だからこそアイ・グリッドは、お客さまとともに考え、ともに解決し、ともに成長する存在でありたいと考えています。

営業、開発推進、CRM、それぞれの立場は違っても、その想いは共通です。

お客さまの課題に寄り添い続けること。長く安心して任せていただける存在であること。そしてGXパートナーとして、お客さまとともに持続可能な未来を切り拓いていくこと。

全国47都道府県への展開を支えてくださったすべてのお客さまへ、心からの感謝を。

これからも、アイ・グリッドはお客さまとともに歩み続けます。

 

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